すっかりBostonの夢から覚めてしまった今、再び心をBostonへ飛ばし、旅行記の続きを書きますよ。
Boston6日目は、魔女の街
Salem(セイラム)へ。
Salemは、Bostonと同じマサチューセッツ州にある街で、
魔女裁判が実際にあった街として有名です。
Boston市内からは、地下鉄グリーンラインのNorth Station駅からコミューターレイルという列車に揺られること約30分で行くことができます。
Boston市内を一人で観光すること自体、オットにいつも頼りっきりの私にできるのかと、おそらくオット的には心配していたのだと思うのですが、Boston市内を走る地下鉄から抜け出してSalemまで遠出をすると私が言い出したものだから、さすがのオットも私に「気をつけて(行ってきて)。」と。
私としては、Bostonが十分安全な街であることは分かったし(人気の少ないところや危険な場所へ近寄らなければ日本並みに安全なのです)、少しくらいは一人でも大丈夫なところをオットに知らしめたいという野望もあったわけです。
ということで、まずはNorth Stationへ。
North Stationについて、Salemまでの切符を窓口のお兄さんにお願いし、ついでに次の列車の時刻を教えてもらおうと思ったものの、時刻を尋ねるフレーズが出てこない。
Boston市内を一人で観光し、片言英語への羞恥心がすでになくなっていた私は、「What time, next train to Salem.」と聞きたい単語だけを並べたところ、お兄さんは素敵な笑顔で教えてくれましたよ。
英語が得意でないスタンスで行くと、相手もそれに合わせてくれるので、羞恥心をかなぐり捨てることは大切なのです。
お兄さんに教えてもらったSalem行きの列車に乗り、10人くらいの観光客らしき人達の後にさりげなく続いて、Salemの街に到着。
それほど賑わいもなく、静かな街ですが、街の至るところに魔女的グッズがあり、かわいい街でしたよ。

逆光で見にくいのですが、真ん中の建物に掛かっている旗には、満月とカラスが描かれています。
そして、目的の「
The Salem Witch Museum(セイラム魔女博物館)」へ。

(Museum前の魔法使いの銅像。逆光でスミマセン。)
ここでは、実際にあった魔女裁判を蝋人形を使って解説するアトラクションがあります。
ちなみに6カ国語の無料テープも貸し出されており、日本語用もあります。
私も日本語テープをお借りして、アトラクションに参加。アトラクション開始と同時にテープをスタートさせるのですが、アトラクションの大音量に負け、あまり聞こえず。しかもテープのほうが早くて、少しずつアトラクションとずれていくため、時々テープを止めて、英語のナレーションを必死に聞き、テープの進度にナレーションが追いついたら、テープを再スタートするという地道な作業とともに、アトラクション終了。
日本語用テープがなくてもよかったかなぁと思いつつも、結構楽しめました。
併設されているお土産ショップには、魔女やハロウィーン関連のグッズが盛りだくさんでした。
そのショップで、コウモリやクモ、ハロウィーンのあの白いオバケがピアスとネックレスになったアクセサリーセットを発見。約600円という安さに思わず全種類買い占めそうになりましたが、こんなところで大人買いしている場合じゃないし、ハロウィーンのときしか絶対つけられない代物であるため、しばらく悩んだ末、購入せずに帰りました。300円だったら買っていたかもしれません。
次に、「Witch Dungeon Museum(魔女の地下牢博物館)」へ。
こちらでは、魔女裁判を再現した芝居が行われています。

ここだけの話、結構英語のヒアリングには自信があったのですが(スピーキングはだめだめだけど)、2割くらいしか理解できませんでした。
内容は、The Salem Witch Museumで見たアトラクションと同じだったので、なんとなく理解できましたが、その予備知識がなければ、なんのことやら分からなかったと思います。
で、話を戻し、魔女裁判のお芝居は、10分くらいのものでしたが、なかなか熱の入ったものでしたよ。
お芝居の後は、地下牢へ案内され、当時の投獄された人々の様子を再現したものを見ました。
立つか体育座りをするかしかできないほど狭い牢屋もあり、これが本当にあったことなら、なんてひどい拷問なのだろうと思いました。
パニックに陥った人がやることは本当に怖いです。
地下牢から出て、今度は街を一通り散歩しました。

魔女にちなんだ「奥様は魔女」の銅像を見つけました。
街自体は本当にこじんまりとしていて、さらに平日だったこともあり、観光に来ているのはリタイアした老夫婦やほんの少しの海外からの観光客で、賑わいはあまりなかったです。
しかも、オット曰く、大学の友達に「ワイフ(奥さん)は今日はどこに出かけているんだ?」と聞かれ「セイラム。」と答えたところ、「なんであんな退屈な街に行ってるんだ?とてもボアリング(退屈)な街だぞ。」と言われたそうです。
確かに、魔女モノが好きではない人には、確かにボアリングな街かも。
それでも、ハロウィーンの時期にはいろんな催し物があり、人もたくさん集まりかなり楽しそうなので、ハロウィーンに行くと楽しめると思います。
ちなみに、アメリカのホームドラマで「サブリナ」という魔女の血を引く女の子のドラマがあるのですが、Bostonが舞台のドラマで、主人公のサブリナは「セーレム」という名前の猫(もとは魔法使い。世界征服を企んだ罰として100年間黒猫として生活しなければならなくなった間抜けな魔法使い)と一緒に住んでいます。
この「セーレム」という名前はSalemから名付けられたのかなぁと勝手な推測をしているのですが、ハズレかしら?